2014年10月23日木曜日

設備機器あれこれ1

工事は順調に進んでおります。
そして、設備機器や、細かい仕様などを選ぶのに結構時間がかかりました。
しかし、星の数ほど商品がある中、どれが一番我が家にとってベストなのかを選ぶ作業はコストとの兼ね合いが難しいながらも非常に楽しい時間でした。

選んだ設備を御紹介いたしますね。

・食洗機
まず、主婦にとって最も大切な設備機器である食洗機は、大きさと性能面からミーレを選びました。ミーレは扉の面材もキッチンと同じ木材に帰られるので一体感が出てキッチンに馴染みます。実家でもミーレの食洗機を使っていて、値段は高いのですが故障があった時の対応の良さを知っているので、45cm幅の2段式カゴでこちらを選びました。面材が白ではなく木材になります。


中のカゴはこんな感じになっています。鍋も洗える大型サイズ。

日本製の食洗機を使っている経験からすると、乾燥が熱風の強制乾燥ではない点と食洗機自体の大きさが魅力だと思います。日本のものだと、カラッカラにピカッピカに仕上がりますが、ちょっとでもデリケートなものは一切入れられません。また家族が多いと1回で入る量が少ないので何回も回さないといけません。結果的に待てなくて手で洗っていましたが、鍋まで入れて洗えてしまう大型食洗機はやっぱり魅力的です。やはり作家さんの器はデリケートなものなので、乾燥はできるだけソフトに、優しいものがいいと思っていました。少し水滴が付くぐらいが、器好きにはありがたいのです。それでもやっぱりお気に入りの作家さんの器は手で洗ってしまうことも多いです。

・ビルトインコンロとオーブン

オーブンとガスグリルは最近はデザインの優れた日本製があるので日本製にしようと思っていました。選んだ物はリンナイのデリシアグリレの旧バージョン。よってこれは格安に手に入れることができました!


最近のビルトインコンロの機能と言ったら・・・私は必要ないんじゃないかってぐらいに機能豊富で優秀です。以前と違って使いやすくて洗いやすいグリル。魚焼きグリルというイメージを覆します。これで何でも焼けてしまいます。またこのグリルにはダッチオーブンも入るので、ちょっとしたオーブン料理もできてしまいます。揚げ物やご飯炊きもコンロに任せて温度調整もしてくれますので、安心。ガスコンロはこの10年で本当に進化しました。これだけ機能豊富なグリルが付いていればオーブンは必要ない?ような気もしましたが、キッチンが新しくなったら子供と一緒にクッキー焼いたり、オーブン料理を色々作りたいと思っていたので、オーブンもしっかり付けました。

リンナイのこちら。シンプルでありながら、なかなかデザインも優秀です。


これらの設備機器は、キッチンを設置してくれる家具職人、また依頼している工務店も「施主支給」という方針だったので、私が直接選んで発注しました。手間暇はかかりますが、安価に仕入れるのならば、やり方の1つとしておすすめです。ただし「施主支給」を嫌がる工務店さんなどもいますので、一言断りを入れる必要があります。

ちなみに私が利用させていただいたお店は「取替.com
ネットの会社ですが、請求書発行依頼や取り置き期限の相談などの電話応対が大変良い会社でした。商品もとてもリーズナブルだったと思います。エアコンもここで購入しようかと思っています。

次回はキッチンの蛇口とトイレ用品などに続きます。


















2014年10月9日木曜日

リノベーションについて

今回のマンションのリノベーション計画においては建築家の先生に設計をお願いしましたが、私たちの「こういう風に作りたい」という気持ちを抑えることができず、最終的には部分的に建築家の先生の設計案を採用し、大部分は自分たちで設計し直すことにしました。

玄関、キッチン、洗面&浴室、書斎、細かいディテールもろもろ大部分自分たちで再度考え直しました。やはり私も主人も好みやこだわりが強いので、最終的にはこのような形がベストだったなと思います。

もちろん私たちだけの力で全てをやることは無理なので大工さん、建築家の友人、様々なプロの力を借りて、今実現中です。そして日々の監理業務をしながら、みんなで作り上げることの面白さを体験しています。

特にブログでも紹介していましたが、キッチンに関しては心を砕きました。この部分に関しては全体のイメージを司るので、何度もキッチン案を考えて、トータルイメージに合う魅力的なキッチンを探しました。
この過程で何度か建築家の先生の意見をお伺いしようとも思いましたが、自分で試行錯誤することが今後の糧になると思い、時間との戦いでしたが全て自力でやることにいたしました。結果とても素敵なキッチンができあがりそうです。

当初の計画通りにいかなくても、すぐに誰かの答えを求めるのではなく、自分でベストな回答を導けるまで考えること。

これが自分にとって大切で、貴重な経験になるのだとわかりました。


念願の床暖房も入れました。
とても性能がよくてランニングコストも安い優秀な商品です。
導入費用もガス式と変わらないか少し安いように感じました。


電気式床暖房ピアサーモ

大工さん曰く、施工も慣れちゃえば楽だそうです。配線だけ1枚毎につなぐのでそこだけ気をつければという話でした。何と言っても薄さ0.6mmですからね。上の写真の床の白いものが装置です。この上にフローリング材を敷いていきます。

自分たちの納得する商品を入れて、施工してもらっています。最後まで話し合って、施主が納得さえすれば、料金は少し高くなっても仕方ないという部分があります。そこまで時間がかかるかもしれませんが、施主が結論を出すまで建築家は待つ必要があるでしょう。

ただ対話が最後までできないことの方が実際の現場では多いのではないでしょうか?
建築家が最後まで関われない、見切りをつけてしまうこともあるでしょう。
大切なことは一方的なやり取りではなく、人として誠実に施主と向き合うことだと思います。