新居は無事に完成して、すでに住み始めています。
住みながら今思っていることは、「自分達でプランニングした家というのは、こんなにも住みやすいものなんだ!」という素直な気持ちです。
平均化して設計されている間取りの釘一本打てないような住みづらさや、従来のシステム キッチンの使いづらさというのを改めて感じましたし、玄関のタイル1つ、お風呂の仕様1つとっても自分の好みで全てを選べるというこの満足感はこの上なく大きいです。
作られた空間に住むのではなく、自分たちで時間をかけて作り上げる。住宅に関してこういう満足感を得ることがもっと当たり前になって欲しいなと思いました。
自分の家ならば尚更そのような満足感を追求しても良いのではないかと思います。
そうやって試行錯誤していくうちに家もこなれてくるのかなと。
きっと欧米人の家はそういった試行錯誤の上にあのミックスインテリアがあるのでしょう。
まだまだインテリアを楽しむ余地はきっとある。
生活とともに自宅のインテリアをちょこちょこ工夫したり更新したり、時にはアートを取り入れたり。アートの楽しみ方もあなた自身でいいと思います。その時の自分らしさを最も表現するものがアートなのかなと。
そして季節毎にリビングや子供部屋を飾ったり。そうして生活を楽しむことって本当に人生が豊かになる気がします。
それらのインテリアエレメンツがデコレートするためだけではなく、きちんと機能性と意味をもって空間に存在していることをモットーに、これからもインテリアコーディネートなどをお客様と一緒に考えていけたらと思っています。
最後にほんの少し我が家のリビングダイニングの一部を公開します。
リビングに続くダイニングルームの一角です。
家族が多いのでダイニングテーブルは6人座れるものを選びました。
床材や内装にオーク材を多用して中間色が多かったので、色を引き締めたいと思いテーブルは濃いめのウォールナット材の1枚板を選びました。
このテーブルの脚部は鉄のフレーム でできていて、モダンでシャープな印象になっています。これも決め手の1つでした。
リビングダイニングの主役はやはりフランス人アーティストMarie schuchのアート
「メタリシテ」
リビングダイニングはダウンライト照明となっていますが、作品を照らすためにダウンライトの照明の角度が変えられるユニバーサルタイプのものをこの列は使いました。
ライトに照らされて、「メタリシテ」の陰が浮かび上がっています。
詳しくは来年あたまにオープンハウスをする予定なので、お近くの方、興味を持って下さった方はその時にぜひいらしてくださいね。
詳細はブログでもまたお知らせいたします。